GMT5で震源分布図を描く

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震源分布図を作ってみようと思い立って描いてみました。シェルスクリプトを動かして作成したものです。

 

まずはじめに、USGSの地震カタログから、任意のデータを抽出してCSV形式でダウンロードします。今回は、2013-2018年に発生した全世界のマグニチュード5以上の地震のデータをダウンロードしました。

 

次に、経度/緯度/深さの順に列を入れ替えて、残りは消してしまいます。*1
これをepi.datという名前でテキストファイルとして保存します。

 

以下のようにGMTを動かして図を作ります。

# make color palette
gmt makecpt -Cno_green -T0/700/50 -I > epi.cpt
# plot map
gmt pscoast -Rg -JX20/10 -Dl -Ggray -Wthinnest,black -A1000 -K -V -Y3.5 > epi.ps
gmt psbasemap -Rg -JX20/10 -Bxa60f60g60 -Bya30f30g30 -K -O -V >> epi.ps
# plot epicenter
gmt psxy epi.dat -Rg -JX20/10 -Cepi.cpt -Wthinnest,black -Sc0.15 -K -O -V >> epi.ps
# plot scale
gmt psscale -Dx16.15/-1.2/8/0.2h -Bxa100f50+l"Depth (km)" -Cepi.cpt -O -V >> epi.ps
# convert to raster file
gmt psconvert epi.ps -A -Tj -E600 -V

 
スクリプトと図法については、それぞれ以下のサイトを参考にさせていただきました。

yore15
GMT/Jオプション - Takuya Miyashita

*1:4列目をマグニチュードの値にして、震源プロットの大きさを変化させることもできます。