2019-01-01から1年間の記事一覧

自然災害リスクを調べる:アパートの引っ越しを想定して

【更新履歴】 ・「地形区分に基づく液状化の発生傾向図」公開に伴い加筆(2020年12月18日) 以前の記事では、国土交通省の「重ねるハザードマップ」の利用方法を中心に、自然災害関連の情報を調べる方法を紹介しました。今回は、アパートの引っ越しを想定し…

GMT5のおすすめリンク集

GMT

このブログでは度々GMT(Generic Mapping Tools)について書いていますが、スクリプトの詳しい解説を含めることはできていません。そこで、GMT5(ver.5)に関して詳しい情報を公開してくださっているWebサイトを紹介しておこうと思います。 なお、最新版はve…

自然災害リスクを調べる:「重ねるハザードマップ」の活用

【注意事項】 今回掲載した情報は、執筆時(2019/10/14)のものです。防災情報を確認する際には、必ず最新の情報にあたってください。 自然災害に備えるには、まずは身近な場所の危険性を知ることが重要です。そんなとき役立つのが、ハザードマップです。 も…

地球科学分野の画像・映像・可視化コンテンツ

【更新履歴】2020/5/25 Google Earthの「歴史に残る津波」を追加 2020/7/5 海上保安庁の「プレート境界域の精密海底地形図」を追加便利なWebサイトのまとめです。随時追加予定。 大気/海洋 earth :: 地球の風、天気、海の状況地図 https://earth.nullschool…

GMTで高解像度な海岸線を描く

GMT

GMTで描画する海岸線の解像度は、pscoastモジュールのDオプションで変更可能ですが、国土数値情報のデータを使うと、より正確な海岸線を描くことができます。 五島列島福江島付近の海岸線 黒線はpscoastで描画した海岸線(解像度full)で、赤線はpsxyで国土…

GMT5でプレート境界面の等深線を描く

GMT

【更新履歴】2019/5/15 スクリプトを若干修正。2019/5/26 KMLファイルの出力方法を加筆。2019/10/27 スクリプトのスペルミスを修正。 沈み込み帯でのプレート境界面の形状は、場所によって大きく異なります。沈み込んだ太平洋プレートと上盤側のプレートの境…

立体的な震源分布を簡単に見る方法

地震活動は地下で起こるので、イメージするのは簡単ではありません。日本付近では地震がどこで起きているのか、三次元的に見ることができる無料のツールをまとめてみました。 ウェブブラウザによる三次元震源分布表示 shingen 地震3D ウェブブラウザによる三…

GMT5で震源分布図を描く

GMT

震源分布図を作ってみようと思い立って描いてみました。シェルスクリプトを動かして作成したものです。 まずはじめに、USGSの地震カタログから、任意のデータを抽出してCSV形式でダウンロードします。今回は、2013-2018年に発生した全世界のマグニチュード5…